自然素材の家とそうでない家の違いについて
こんにちは、ほっと住まいるです。
「自然素材の家」というキーワードは、家づくりを検討されている方なら一度は目にしたことがあると思います。しかし普通の家とは具体的にどういったところが違うのかいまいちわからないという方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「自然素材を生かした家」と「一般的な規格住宅」の違いについて写真を比較しながらお話しいたします。
自然素材の家とは?
自然素材の家とは、程度の差はあれ基本的に自然界にある素材や材料を用いて造られた家のことを指します。もちろん自然素材を使えば使うほど、産地や素材にこだわればこだわるほど、家の価格は高額になっていきます。
下の画像は、「自然素材を使ってない家、自然素材をそこそこ使った家、自然素材をたくさん使った家」の3段階を比較したものです。
ぱっと見ただけでもわかるかと思いますが、「自然素材を使った家」というのはつまり「木の素材をたくさん使った家」と言い換えることもできます。(もちろんそれ以外の素材もたくさんありますが、長くなりますのでまた次の機会にお話しいたします。)
自然素材はなぜ高価なの?
自然素材を使った住宅は材料費や施工管理費もかかるためどうしても価格が高くなってしまう傾向にあります。イメージとしては、私たちの身近なもので言うところのオーガニック食材や有機野菜と似たような仕組みだと言えるでしょう。
農薬を使わずに有機(天然)肥料を使った丁寧な栽培は相当な手間とコストがかかるため、値段もその分お高めです。一方、農薬や化学肥料を使った栽培は、手間や人件費を削減でき、尚且つ収穫量も大きいため安価で流通しています。
【工場で生産される建材】
工場で大量生産される規格建材は安価な反面、経年劣化しやすく、見た目は本物の無垢材よりは劣りますが、デザインのバリエーションはとても豊富です。
【天然素材の木】
質が良くきちんと管理された天然素材は管理や生産コストが大きく、希少な自然素材ほどより高額で取引されます。
自然素材の家のメリットデメリット
自然素材が持つその効力や効能は近年特に注目されています。ただしメリットもあればデメリットも存在しますので、その両面を把握しておくことが重要です。
【メリット】
・調湿、消臭効果
・香り自然で居心地がいい、
・長く使うほど味が出てくる
・傷がついても修復しやすい
・インテリアが合わせやすい
【デメリット】
・定期的なワックスがけが必要
・過剰な水分はカビや染みの原因になり劣化しやすい
・乾燥による反りやひび割れの可能性もある
・傷がつきやすい
・金額が高め
自然素材を使った家とそうでない家の比較
前述したように、自然素材の家といっても「どこまで自然素材にするか」で金額が大きく変わってきますし、それぞれの生活スタイルに合った住まいにする必要があります。また、住宅会社のコンセプトや方向性によってもできるできないがありますので事前のリサーチが不可欠です。
次の写真では、どの部分に自然素材を使っているかを簡単に比較してみました。レベルについては、自然素材を使っている範囲と金額をそれぞれ中級/上級にわけて表現しています。
【LDK①】
【LDK②】
【トイレ】
木をふんだんに使うほど、インテリアのテイストとしては「和テイストもしくはカントリーテイスト」に近づきます。反対に、木の素材を使わない方はすっきりとシンプルにまとまりやすいです。家づくりにどこまで自然素材を取り入れるのかは、好みと予算と生活環境の3つをじっくりと比較して、住宅会社選びも含めてよく検討することが大切です。
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