シックハウス症候群と化学物質過敏症の違いって?

シックハウス症候群と化学物質過敏症は、塗装などに使用される有機溶剤が揮発化され、その揮発化された空気の中に含まれる化学物質を原因として症状が起きることでも知られた存在です。
ただ厳密にいえば幾つかの点で違いがあり、例えばシックハウス症候群はある建物にいるときにだけ諸症状が出るという住環境が主な原因となっています。

それに対して化学物質過敏症は、住環境のみならず大気汚染や飲用水、食物などの多くの種類によって引き起こされ、場所を問わずに起こる症状です。
その原因としては「化学物質過敏症は体内の免疫力が低下することが原因で起こる。」とも定義され、原因物質の量に関係なく再現性にも乏しい過敏反応を引き起こします。

他の相違点としては、シックハウス症候群は精神科にかかるような症状が見当たらず、化学物質過敏症は精神科での診察が適しているケースも見られます。
シックハウス症候群と化学物質過敏症のそれぞれの対策方法としては、シックハウス症候群は十分な換気、建築材料に制限を設けることで解決できる場合もあります。

保健所での窓口が開設され、そこに相談することも可能です。
一方の化学物質過敏症は化学物質過敏症外来などを設ける医療機関が存在するため、そこで診察を受ける方法が最適となります。