木造住宅の良いところ

自然と共に生きてきた日本人にとって、『樹木』を素材とした住宅は、住まいの基本となるスタイルと言っても過言ではありません。様々な建材が開発され、輸入されるようになっても、なお木造住宅が建築の中心となっているのは、その何よりの根拠であると言っていいでしょう。

 

木造住宅の良いところはたくさんありますが、まず素材として断熱性や吸湿性に優れているという点が挙げられます。生きた素材とも言われる材木は、環境の変化にもゆるやかに対応できる素材なのですね。また、間取りなど自由度が高いのも利点のひとつで、暮らしの変化や老朽化などによるリフォームやリノベーションにも融通がききやすく、後々まで生活スタイルに適応した住宅として、長く使うことができます。

 

他にも、木の香りにはリラックス効果があるという説もありますから、ストレス社会に生きる現代人にとっては、精神的・健康的なメリットになる可能性も充分に期待できます。
歴史を遡ると、日本における木造住宅は、はるか古代にまでそのルーツをたどることができます。

 

つまり、それほど長い間、日本人は木と共に暮らし、歩んできたのですね。悠久の時間の中で進化を続けてきたわが国の木造住宅には、実用的な良さばかりではなく、伝統や文化という目に見えない美点も数多く含まれているのです。